若くいるために何食べる?成長ホルモンを促す食習慣

若返りホルモン分泌を促すものとは?

鏡を見るたびに老けたとため息をついていませんか?極端に見た目を気にするのはどうかと思いますが、いつまでも元気にやりたいことに精を出すためにもできるだけ若くいたいものですよね。

そんな人に是非オススメしたい食品は玄米と大豆です。なぜなら若返りホルモンとも呼ばれる成長ホルモンの分泌を高めるアミノ酸の一種「アルギニン」を多く含むからです。もちろんそれも、体に害があって、作物の栄養価を下げてしまう農薬や化学肥料が使われていないものが望ましいです。

成長ホルモンは脳下垂体で分泌されます。体の様々な組織や細胞を修復・再生する働きがあり、美肌成分の生成を促します。睡眠中に新陳代謝をアップさせ、血行をよくして肌の老廃物を流す働きがあります。

再生させる体組織には髪の毛も挙げられます。成長ホルモンの分泌を高められると抜け毛対策になりえます。

食欲を抑える働きがあると考えられ、さらには脂肪分解を促して筋肉を強化する効果もあるそうです。

また、成長ホルモンは美容面だけでなく、免疫力アップ、脳や視力の働きを強化する、内臓内でダメージを受けた細胞や怪我の回復、疲労回復など、あらゆる場面で体に作用します。

もちろん食事はバランスよく色々頂くことは大切ですし、玄米と大豆を食べる良さにも色々ありますが、ここでは「若返りホルモン=成長ホルモンを分泌するために取り入れやすい食習慣」、という観点でまとめています。

若返りホルモンを分泌するオススメ食品は玄米と大豆!!若さを保つためにもぜひオーガニックのものにしましょう!

補足:オーガニック=無農薬・無化学肥料栽培

 

単純に高タンパクなものを食べればいい訳ではない

アミノ酸はタンパク質を構成するものなので、肉・魚類、卵などを食べてもアルギニンは摂れます。しかし気をつけて欲しいのはそれらを毎日毎食摂取すると摂りすぎとなり、弊害の方が多くなってしまうことがあります。現代人は既に動物性食品を摂りすぎています(ケトン食をされている場合などは除く)それによってガンをはじめとする生活習慣病やアレルギーが増えていることは周知の通りです。欧米人よりも1.7倍長い日本人の腸は穀物の消化に向いており、特に肉類の消化には時間がかかるため体の負担となってしまいます。

また、アルギニン摂取が可能かで見れば動物性食品は有効ですが、実際に多くの穀物菜食の方とお会いして、穀物菜食ベースのほうが若さを保てることは間違いないと言えそうです(ご存知ない方に簡単にご説明しますと、私の11年間経営していたレコッコレは海外からも多くお客様が来られるベジタリアンカフェでした)。穀物菜食だと体に負担がなく、抗酸化物質や食物繊維など多く摂れることが若さを保つために効果的なのだと考えられます。

また、欧米人と比べてアジア人が若く見えるのも、アジア人の方が米と野菜を多く食べているからだとも言われます。「肉類を絶対食べるな」と言っているのではありません。食べる方は体への負担の少ない料理法や量、飼育方法による肉の安全性(餌の種類・質や抗生物質が打たれていないかなど)に気を配りましょう。

 

栄養素だけに捉われないようにしよう!

肉類だけでなく全ての食品において言えることですが、効果の期待できる栄養素を多く含む食品だからと言ってむやみに多く食べるのは危険です。例え良いものでも過剰摂取すると毒ですから、過剰分をデトックスする作用としてアレルギー性鼻炎や肌荒れなど起こることもあります。他、その食品が自分の体とは合っていない場合もあるので注意です。

簡単に栄養素が摂れるからといってサプリメントに気軽に手を出すものでもありません。サプリメントにもコーティング剤などに危険な添加物が含まれる場合もありますし、食品から自然な形で摂取するのとは違って成分が濃縮されていることやサプリメントが人工物であること自体が不調の原因となり得ます。私自身、以前オーガニックの野菜と果物80種類から作った酵素剤を試したことがありましたが不調になってしまいました。例えサプリメントが添加物無添加やオーガニックであってもいいとは限らないです。

つまり栄養素だけ見ると良さそうなものでも実際自分にとって良いものかどうかは分かりません!

その点、必ずしも玄米ではないですが米類と大豆は言うまでもなく日本人の伝統的な主食ですから毎日しっかり食べても安心です。その上飽きることがありません。馴染みのないものを食習慣に取り入れようとしても一時のこととなりがちですが、伝統食なので習慣化しやすいですよね!

 

頭がツルツルからフサフサになった!

私は、私の経歴を全く知らない人からは実年齢の10歳以上若く見られることが多くあります。だけど決してストイックな生活をしている訳ではなりません。外食して肉や魚もいただくことがあれば、時々アルコールを呑みすぎたりすることもありますし、運動は明らかに不足していますし、普段美容に関心が薄いため日焼け止めを塗らないというズボラっぷりです。私の家での食事は非常に質素なものでして、レコッコレで提供しているような食事をいつも取っているわけではないですが、玄米と納豆、あるいは味噌汁さえ食べていればとりあえず良しとしよう・・と、少なくとも玄米と大豆だけはしっかりと戴いていたことが良かったのだと思います。40代半ばになっても白髪はありませんし、髪量もしっかりあります。

以前30代後半のお客さまで太っていて髪の毛も随分抜けてしまった男性がいましたが、玄米菜食の料理を作ってくれる奥さんをもらってからは適度に痩せ、今は髪の毛もフサフサに生えています。ちなみに以前は肉料理とアルコールを暴飲暴食していたそうです。何歳まで有効かは分かりませんが、個人差はあれど食事を変えることである程度は若さを取り戻せると思われます!

 

成長ホルモンが分泌する時間帯

ちなみに成長ホルモンが多く分泌される時間帯は睡眠中のゴールデンタイムと呼ばれる22~2時だと長らくされてきましたが、最近の研究では睡眠直後の90分程度、ノンレム睡眠(深い睡眠)中だと言われています特に私が店を持っているときは、就寝が午前2時頃といつも遅かったのですが、就寝時間自体は若さには無関係だったようです。

 

成長ホルモンを分泌させるための運動

他、どんな時に分泌されるかというと、無酸素運動で筋肉に負荷をかける筋力トレーニング、中でも加圧トレーニングをすると成長ホルモンの分泌が増えるそうです。ちなみにランニングなどの有酸素運動は成長ホルモン分泌を抑えるため、筋力トレーニングと同日に行う場合は、筋力トレーニング後に取り入れるといいそうです(つまり、筋トレ➡︎ランニングの順)。有酸素運動やストレッチなど運動はどれも健康面に良い効果がありますが、成長ホルモンを分泌させるには筋力トレーニングが良いそうです。(やってなーい😢)

 

ちょっとの空腹は良い刺激

また、空腹時に胃から分泌されるグレリンというペプチドホルモンが脳下垂体を刺激し、成長ホルモンが分泌されるそうです。普段大食の方が食べる量を抑えるのは辛いことですが、玄米と大豆を普段から食べることで食欲が抑えられるので、「もっともっと食べたくて仕方ない」というような衝動に苦しむことは随分減ると思います(私自身経験済み)。

 

ということで玄米を炊こう!

まだの方、ぜひ日々の食習慣に玄米を取り入れましょう!!ただし普通の白米専用の炊飯器では美味しく炊けません。玄米モードのある炊飯器か土鍋や鋳物の鍋か圧力鍋が必要です。圧力鍋で炊くとモチモチ美味しく消化よく炊けますよ!下に「玄米の炊き方」ページのリンクを貼っておきます。

ズボラ料理しかしない方でも、お味噌汁は超簡単!お味噌汁を作って大豆を戴きましょう!ワカメやきのこ、野菜を茹でて、茹で汁に味噌を溶かすだけでも味噌汁になりますよ!オーガニックの美味しい味噌やオーガニック野菜などの食材であれば素材から出る旨味があるのでダシがなくても美味しい味噌汁になります。「重ね煮」で作ればもっと美味しいけどね!

 

今回はあくまで「若返りホルモン=成長ホルモンを分泌するために取り入れやすい食習慣」という観点でまとめてみました。

 

合わせて読みたいシリーズ!

▶︎米は制限すべきだと思っている人はこちらを参照ください

若さを保ちたいなら米を食べよう!糖質制限は老化を進めます

 

▶︎玄米だったら何でもいい?意外と知られていないけど、不調の原因がコシヒカリ系のお米であるケースが増えています。

米を疑え!増える米アレルギー策

 

▶︎玄米の美味しい炊き方はこちらの記事で参照ください。➡︎修正してもう少し分かりやすくなりました

美味しくって簡単!一人暮らしの玄米生活!

 

▶︎味噌の選び方と大好きな味噌汁アレンジを紹介

パクチーは味噌汁にも合う!味噌汁アレンジ紹介と、味噌を選ぶ時のこだわり 〜「塩」について〜

▶︎たった10分で効果抜群!大阪でオススメの加圧トレーニングジム「フカトレ」

https://www.hukatore.com/

 

 

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