感情ノートで幸せ体験をストックしよう!(感情ノート③)
あなたは「自分のやりたいこと」が見つかっていますか?多くの人が「やりたいことをしながら生きていきたい」と思っているのに、何がやりたいのか見つかっていません。私たちは丁寧に自分たちの内側を見る必要があります。自己対話は人生のあらゆる面で重要です。そのツールが感情ノートです。
感情ノートは自分の心がどう動いたかに注意して、客観的に見て書き出すノートです。自己対話をし自分を深く知るノートです。
「書きたくなる日記帳!書く習慣で夢は叶う!人生が変わる!」という投稿から「感情ノート」を紹介し始めて4つ目の投稿となります。
感情ノートがもたらすこと
感情ノートには、いくつも素晴らしいことがあります。
感情ノートを付けていくと、以下のようなことが起こります。
書けば書くほど色んな発見があるものです。例えば今まで自分でも気が付いていなかった望み、思考癖、感じ方など、発見が常にあるので面白くて面白くて!
近頃は「自己肯定感を上げるための本」が書店にたくさんあって、どの本でも「ありのままの自分でいい」と教えます。だけど、そもそも「ありのままの自分ってなに??」と漠然としている人がほとんどではないでしょうか。
ありのままの自分を認めてあげたくても、自分が把握できていなければ認められません。
だから自己対話が必要です。感情ノートは自己対話に最適なノートです。
感情項目
感情ノートには、好きな項目を作って書いていきます。
以下の感情項目を参考に、今日の出来事を思い出しながら心の動きを振り返ります。
好きな時に思い付いたら1日に何回も書いて良いです。ですが1日の終わりには必ず書きます。
項目は、気持ちに当てはまる、好きなものにしてください。私のある時の日記の項目には「今日のズキュン」なんてものもあります。
「プチ良かったこと」を拾うと幸せ体験がストックできる
感情項目に書く内容は、特別大きな出来事でなくても些細なことでも良いのです。
特にハッピーな感情を伴う項目が見つからないと思う人は次のことを参考にしてください。
項目の頭に「プチ」を書き足します。例えば「よかったこと」を取り上げる場合、「プチ良かったこと」という項目を作ります。
なぜなら普段感情ノートを書いていて、ふと、ある自分の特性に気が付いたからです。「良かったこと=大きいこと」、と設定していると、「今日は何もいいことがなかった」という結論を導き出しがちで、そんな時は気分が沈んでしまいます。
「プチ良かったこと」という認識で探してみると、スルーして忘れたままになりそうだった複数の良かったことを発見します。
些細ではあるけどいくつか、或いはいくつも幸せな気持ちを拾い集めることができます。それをノートに書き出していくと、その出来事がきちんと「自分の幸せな体験」と認識でき、実感としてストックされていきます。すると今の自分がだんだんと好きになったり、今の人生が幸せだと感じられるようになっていきます。
辛かったことも拾いましょう!
感情ノートを書くときは、ハッピーな気持ちだけでなく、アンハッピーな感情も書き出します。ザワッとした、イラッとした、ちょっと傷ついた、そんな振り返らなければ忘れてしまっていたようなことも丁寧に拾いあげます。
他にも「あ〜あ、どうしてまたこれやっちゃったんだろう」などと自分にしたダメ出ししたり、自分を責めたことも思い出しましょう。
何がきっかけで心がどう動いたかに注意をし、心を紐解いていきます。
自分の思考癖や心の癖が辛い経験が元になっていると、その過去の記憶に辿り着くことがあります。もし心の癖の原因となった過去の記憶に触れたなら、その時の自分の気持ちにピッタリと寄り添ってあげましょう。その時の感情をよくよく感じて過去の自分を理解してあげるのです。その心の癖を持って苦しんでいた自分を解明できると、心が癒やされて浄化できることがあります。
不安があるなら不安を拾って解決策がないか考え、放っておかずに消化していきましょう。「不安」については2つ前の投稿で扱っています。
今日のポイントまとめ
・自分を知ることは人生のあらゆる面で重要です
・「感情項目」を参考にして、心がどう動いたか丁寧に拾いましょう
・うまく感情項目を拾い出せないときは項目の頭に「プチ」を付けましょう
・感情ノートを付けると「幸せな体験」をストックしていけます
・スルーして忘れてしまっていた感情も丁寧に拾うことで自分を知ることができます