オーガニックスープで世界を変える!-農薬と化学肥料が人の健康と自然環境を害する-
先日ビーツのスープを作りました。企画しているワークドレスの撮影の、調理シーンで用意したものです。
そのスープを撮影をしてくれている友達の郁ちゃんに食べてもらった時のこと。
目次
スープを食べたあと、友達は即オーガニックスーパーに走った!
スープの原料は天日塩とオリーブオイルと有機野菜だけ。
スープがあまりに美味しかったらしく、郁ちゃんが何度も「美味しい〜」と、心から言ってくれているのが伝わりました。
そして撮影終了後に彼女は、夜遅い時間だったにも関わらず即行動!オーガニックスーパーにチャリを飛ばしたのでした。
色んな調味料で味付けなし!材料も作る工程もシンプル!
それが見て分かるからこそ「自然素材は美味しい!!!!」と実感してもらて、だからこそ即行動となったのではないでしょうか!
次の日と言わずに夜遅くに買いに行った郁ちゃんもエライけど!!
レコッコレでやりたかったこと!
私がレコッコレでやりたかったことは、まさにこういうことでした!
知識やイメージで「オーガニックっていいらしい」と知っていることは、本当に知っていることではありません。
まずは有機野菜を食べてもらってその美味しさや良さを体で知ってもらう!
これまでと違うことを体感することは、気付きを得るということです。本当に何かに気付けた時、人の行動は自然に変わりますよね。
レコッコレの料理を通して行動を変える人が増え、人も自然も健やかになる。そんな風に、少しでも世界が変えられたらいいな〜と思って開業したのでした。
料理経験なかったのに・・。随分思い切ったよね〜。あの頃は若かった!
夢を叶えた時の様子はこちら⬇︎
有機素材を選ぶメリット
美味しさや良さを体感してもらうのが一番ですが、改めて有機野菜を選ぶメリットを簡単にまとめてみます。
それと念のため言っておきます。
オーガニック栽培=有機栽培です。
有機栽培とは
有機(オーガニック)栽培とは、化学肥料と農薬を使わない、遺伝子組み換え技術を使わない、環境負荷をできるだけ低減する農法。そういう意味では自然栽培も大義では有機栽培です。
有機栽培と一口にいっても具体的な栽培方法は農家さんの考え方によって様々です。
違いは、耕すかほぼ不耕起か。堆肥の量。ほぼ堆肥を与えない人もいる。有機肥料に何を使うか。動物の糞を使うか使わないか。畑で終わった野菜や籾殻などを発酵・熟成させて自分で堆肥を作る人もいる。窒素の固定にマメ科の雑草を畑の周りに生かすなど雑草や菌(雑草の根にいる有用菌)の扱い方。農薬の代わりに焼酎を使う、などなど。
栽培方法は、土地の特性によっても変わります。色んな農家さんのサイトを見てみよう!
農薬や化学肥料とは
農薬は殺虫剤や殺鼠(ネズミ)剤、モンサント製造の戦争兵器であった枯葉剤(2,4-D)などの劇薬。
土壌で微生物が様々な栄養素を合成してくれるが、農薬は微生物を殺してしまう。だから土壌が痩せてしまうので化学肥料(リン、窒素、カリの3大栄養素のみ)を与えることになる。特に窒素化合物が過多となり発がん性物質の因になる、野菜を軟弱にする、飲み水の源でもある河川を汚染するなどよく問題となる。農薬と化学肥料で育った野菜は、微生物が肥沃にした土地で育つ野菜と比べ当然栄養価が低い。
内分泌かく乱作用(LGBT/性転換作用)、癌、アレルギー、土壌汚染、河川汚染、酸性雨、動植物の病気・病死、ミツバチが激減、発達障害、神経障害(精神病)、精子減少、自然界のメス化を進める原因などと言われる。
有機野菜を選ぶメリット
美味しい・栄養価が高い・ 自然環境を破壊しない ・土壌や河川を汚染しない・ 健康に良い
そりゃ作り手さんや土地によって味が変わるから全部が美味しいとは言いませんが、全体的に慣行栽培のものより味がしっかりして美味しいです。
ビーツスープの作り方
では今回作ったスープのレシピです。
重ね煮で作ります。重ね煮は、お鍋の中で野菜の層を作ります。その時、比較的陰性の食材から陽性の食材に重ねていきます。
陰陽論については前回の投稿で簡単に紹介しています。⬇︎
レシピ
材料:
天日塩、オリーブオイル、トマト(トマトピューレでも良い)、ビーツ、赤玉ねぎ
(量は適当)
(分かる人は、野菜をカットするとき回し切りにする)
デコレーションで豆乳ヨーグルトと黒胡椒
順序:
- 鍋底にオリーブオイルをチョロッと入れて天日塩をパラパラふる。
- トマトをざく切りして鍋に入れる。私はトマトピューレも使用。
- ビーツをざく切りにしてトマトの上に重ねる。
- 赤玉ねぎをざく切りにしてビーツの上に重ねる。赤玉ねぎの代わりに普通の皮の茶色い玉ねぎでも良い。
- 塩をパラパラ。自然の恵みに感謝の気を送る。➡︎ほんまに味変わる!
- 蓋をして弱火で30分くらい。
- 火が通ったらブレンダーで混ぜる。浄水を適量入れて味見をして混ぜながら温める。
- 器に注ぎ、黒胡椒をふる。
あれば、豆乳ヨーグルトを少し水で伸ばしてスプーンで線を描いたり、好みのハーブを添える。
レコッコレ使用のオススメの油と塩
創健社の天日塩
サルバーニョのEXオリーブオイル
(有機マークがないが有機栽培のオリーブを使用)
大阪で有機野菜が買える店
大阪の自然食品店やマルシェ:
・小山ファーム(本町の船場センタービル10号館にて火・金曜など)
https://www.instagram.com/mk_farm/
・グリグリマルシェ(難波神社第2土曜・梅田大丸地下)
https://green39.jimdofree.com/
・自然館 (本町)
http://www.sizenkan.co.jp/
・ムスビガーデン (天満橋, 谷町4丁目)
https://musubi-garden.jp/store/
・キャロット (谷町9丁目, 上本町)
https://carrot-n.co.jp/
・BIO-RAL (阿波座)
http://www.lifecorp.jp/store/bio-ral/
・ビオファ(阿倍野)
https://www.biofach.biz/
・ナチュラルハウス(グランフロント大阪B1F)
https://www.naturalhouse.co.jp/shops/grandfront_osaka/
・エコスペースゆう(四天王寺夕陽丘)
https://www.facebook.com/ecospaceyou/
・五ふしの草(阿倍野)
http://itsufushi.com/
・野菜のかリス (新町のパプリカ食堂にて木曜)
https://www.facebook.com/events/1905202066469127/
・オガクロ(池田拠点、谷六周辺の飲食店などで移動販売)
http://www.organic-crossing.org/pg317.html
・MiKAN屋(東大阪拠点、移動販売あり)
https://ameblo.jp/mikanyaosaka/
・四季彩菜みき(天満/扇町) *有機野菜は少量、ほぼ減農薬栽培
http://shikisaisai.co.jp/
関西の自然食品デリバリー:
・コープ自然派
https://www.shizenha.ne.jp/
・よつ葉ホームデリバリー
https://www.yotuba.gr.jp/
ピカイチの農家さんより直送
・和(なごみ)ファーム(島根)
https://nagomifarm.com/
▶︎古い友人がやってる農園、めちゃめちゃ美味しい!!
・羽間農園(奈良・米と茶葉)
https://hamanouen.blogspot.com/
他、食べチョクなどで検索可能(食べチョクだけ実際に買ったことがありませんが・・)
最後に。全てのお百姓さんに感謝しとるんやで〜!
有機野菜がもっと当たり前な日本社会になるといいな〜と思うけど、とはいっても、苦労の多い農業に従事する人自体が少なく、農家さんには皆、頭が下がります。外食した時は有機野菜でなくても感謝しながら頂きます。
買い物は投票と言いますが、個人の選択が社会を変えたり自然環境を保全したりします。
そういうことで微力ながら日々発信しておる次第です・・。
今日の記事の写真は全て郁ちゃんのフィルム写真です!
▶︎https://www.instagram.com/iku0103/
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