薄毛にさよなら!育毛する食事と習慣-②- 毛髪と内臓の関係
「薄毛にさよなら!育毛する食事と習慣-①-」に続く第二弾です。今日は前回紹介しました頭にある反射(毛髪と身体の関係部位)を紹介しますね!反射といっても、光っているという意味ではないですよ!(笑)
目次
腎臓が弱っていると前面がハゲる?
足裏の反射のように頭にも反射があります。普段の食生活や生活習慣によりどこかの内臓や機能が弱っていると、それに対応する頭皮部分に脱毛などのトラブルが起こります。毛髪部分と身体の関係部位を図で見ていきましょう!それから、その主要な原因を見て、自分の食生活を振り返ってみてください。
毛髪と身体の関係部位
(図:「マクロビオティック健康診断法」日貿出版社より拝借)
頭の反射に対応する臓器は以下の通りです。
A 前面:腎臓・膀胱・排泄器系とその機能
B 側面:肺、大腸とその機能
C 頭頂:心臓、循環器系、小腸とその機能
D 後頭部に近い側面:脾臓、膵臓、胃とその機能
E 後頭部:肝臓、胆嚢とその機能
主に薄毛になりがちな箇所は、AかB、もしくはその両方であることが多いかと思います。
頭の前面 (A)から抜ける
組織拡張によるもので、その原因は、飲み物全般、果物、ジュース、清涼飲料、アルコール、コーヒー、砂糖、甘いもの、刺激物、化学物質、生野菜、トマト・ナスなど熱帯原産の野菜などといった水分やその他の陰性(※後述)の飲食物の摂りすぎ。
この状態では、心臓と循環機能、腎臓と排泄機能、そして生殖能力が下降している。消化機能、特に腸の能力もまた不活発になっている。精神的には概念的、知性的で、あまり実際的、現実的ではない傾向がある。
頭部の中央部分(B)から脱毛
肉、卵、乳製品、そしてある場合には魚介類などの陽性(※後述)の食品を摂りすぎた時に起こる。動物性タンパク、重い飽和脂肪、塩、そして乾燥食品もこのタイプのハゲの原因である。
この場合、心臓、肝臓、脾臓と生殖器官に脂肪と粘液の蓄積が集中しており、筋肉と組織が硬くなって柔軟性を失っている。この状態は心血管障害や慢性的な消化のトラブル、嚢腫(ホウシュ)や腫瘍などを起こす傾向がある。精神的には積極的、攻撃的できっぱりとした態度を取り、実際的で現実的な考え方をする傾向がある。
頭の前面から中央部まで広範囲で抜けている場合
上記のAとBのパターンの組み合わせ。つまり陽性の重い動物性食品や塩気の多いおかずと陰性食品のアルコールや甘いもの、化学物質などの両方の過剰、そして穀物、豆、野菜や海藻などによるバランスの取れた栄養成分の不足である。
その結果様々な身体的症状が急性の病気から退行的な病気まで含めて現れてくる。
※動物性食品や砂糖を絶対摂るなという意味ではありません。過剰摂取に注意喚起しています。
斑点状の抜け毛(円形脱毛症)
頭部のある一定の部位に一時的に起こることがあるが、それはA,Bの箇所で言及した食品の一つか二つが原因である。この種の抜け毛の位置は、身体の対応する部分の一時的な異常を示している。例えば頭頂の旋毛(つむじ)近くの抜け毛は、急に動物性食品を取りすぎたことにより、小腸の機能を害したためである。
側頭部にできた場合は、動物性脂肪、乳製品、植物油、そして果物かフルーツジュース、清涼飲料水などの取りすぎにより一時的に肺の機能を害したことによる。こういう脱毛部分の皮膚がかさついている場合は特に、動物性脂肪の排泄であることを示している。
陰性の食品・陽性の食品とは
説明文に出てきた陰性と陽性については、きちんと説明するにはかなりのボリュームが要りますが、ここでは簡潔に説明しておきますね。
陰陽とは東洋医学的に見るエネルギーです。天体は陰陽の相反するエネルギーのバランスで成り立っています。陰性は地球の中心から外に向かうエネルギーです。陽性は逆に天体の外から地球の中心に向かうエネルギーです。カリウムとナトリウムのバランスで見れば、陰性食品はカリウムが多め、陽性食品はナトリウムが多めになります。
例えば野菜であれば、土の上にぐんぐん伸びていく野菜は陰性の力が強いです。逆に根菜のように地中深くに伸びていく野菜は陽性の力が強いです。
陰陽のエネルギーの特徴
主に参考にしている本はこちらです↓↓
「マクロビオティック健康診断法」は「望診」の本の中で一番オススメできるものかもしれません。症例が具体的に図解を使って説明されています。
こちらです↓↓
このシリーズ、まだ続きます!
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