創作時間がもたらすもの色々- 手ぬぐいを染色しました –
何かを創作することには、マインドフルネスとなったり癒しとなったり、創作する楽しさで元気になれたり、自分と向き合えたり、色んないいことがあります!
草木染めに挑戦!
手ぬぐいで草木染めに挑戦しました!
柄は和風の伝統的な雰囲気のものでなく、それも素敵だけど、今のライフスタイルに合った柄で制作したいと思いました。そこでゴム印でスタンプを作って、花やいちご、三角のテキスタイルにしてみました。花柄は、ちょっとロマンティックに甘い感じで、手ぬぐいには見られない雰囲気を出そうと試みました。
手ぬぐいを選んだ理由は、制作のしやすさもありますが、手ぬぐいがキッチンツールとして本当にオススメだからです!
キッチンツールで使うからこそ、そして水をできるだけ汚さないように、自然素材の染料を選びました。
手ぬぐいは食器拭きとして本当にオススメ!
以前長い間、いつもリネンクロスやIKEAでも人気のコットンクロスを食器拭きに使用していました。だけど吸水しにくいものが多く、何度もお皿を回して拭く必要があったり、グラスには毛羽がついてしまったりしがちです。
手ぬぐいは吸水が早いのでお皿をサッと拭くだけで片付けられます。多量のお皿を拭いてビチョビチョになっても、即刻乾いて衛生的です。店の営業中に洗って干してもすぐ乾いてくれて使用できます。
片付ける量が多い時は特に時短になります!労力も温存できて良いです!
そして、グラスを拭いても毛羽がつかずキレイに拭けます!!
これは7月の展示会で販売したかったのですが、商品化するレベルには至りませんでした。たくさん押したスタンプのうちのいくつかが、洗った時に滲んでしまったり、スタンプを押す時にインクが部分的に多めについてしまったり。
滲んでも味の出る柄であればよかったけど、はっきりと花やいちごと形取ったテキスタイルでは、味ではなくただの滲みです。
結構時間かけて頑張ったのですが今回は諦めます。残念!!まだ研究が必要です・・・。
手ぬぐい制作模様
⬆︎生地に植物染料を含ませたところ(濃度こい目で生地が白から茶色に変化)
⬆︎この生地に染料をスタンプで乗せていきます。
⬆︎鉄とアルミのペーストに関しては生地の植物染料と反応して色が黒、黄色になって染まります。青っぽいのは藍です。
乾いたら水洗いして、酢酸水で色止めします。
⬆︎「消しゴムハンコ」と言われるゴム印制作のためのものを使って、いくつもスタンプを作ってみました。画像の花は実は失敗作ですが・・。
彫刻刀も消しゴムハンコ用に開発されたものがあります。
この草木染めは、私が今年前半でやろうと掲げた自分プロジェクトの1つでした。
創作がもたらすもの
展示会で発表・販売する目標は達成できませんでしたが、久しぶりに自分の手を動かして創作してみる時間がとてもよかったです!
日々の習慣に、何かにチャレンジすること、創作してみることを取り入れませんか?
物作りが職業の人は別ですが、こうでもしないとちょっと本気で自分のイマジネーション力を働かせてみることがないですよね。無になれたり、楽しく夢中になったりすると、マインドフルネスにもなり、とても豊かな時間だと感じます。自分を癒し、エネルギーを充填できます。
私は絵が下手ですが、三角だったら描けますし、形や大きさの違う三角形のスタンプを作って染めました。
色んな大きさのドットで染色しても可愛いと思います!スタンプには積み木など何かモノを活用することも可能です。何をスタンプにしようかと思考するのも楽しいです。
植物の柄は北欧のテキスタイル本を参考にしました。
ただ趣味に終わっても1回だけのチャレンジになってもなんでもいいです。新しい体験をしてみることは心身に心地よい刺激があるものです。色々実践してみる中で、自分の能力や新しい可能性を発見することもあると思います。どういうことをするのが好きか、得意か、そう自分と向き合う良いきっかけにもなりえます。
染色キットの購入について
染色キットや手ぬぐいは、京都の染色屋から購入できます。手ぬぐい10枚分は2310円で追加購入できるのでお問い合わせください。