アメリカの苦しい社会背景があってこそ、ルイス、大阪に魅かれるという話
「英語できんくてもどこの国の人とでも話せるで!!」っと、おっちゃんかなりフレンドリー!裏難波でフラッと寄った立飲み屋。お客さんにホラ言ったり失礼な冗談をあえて言うなんてここでも日常茶飯事、それは「仲良くなりたい」「一緒に楽しもうぜ!」「しけてないで明るくやっていこうや!」という大阪人の愛情表現ですよね。
「大阪人はメキシコ人と同じように、人と楽しい時間をシェアすることが大好きだし他県の人と比べても本当に優しい!」
「楽しいことも大好きだけど勤勉でしっかり働くところも大好き!」
彼は大阪人のハートフルなコミュニケーションや文化に魅せられて移住を希望しています。
実はルイスには、大阪のノリが単純に好きだという他に、大阪人の温かさがやたらと胸に染みる訳がありました。
ルイスはアメリカ人で、メキシコ人とのハーフです。父親がメキシコから移住してきて、それはもう一生懸命働いたそうです。最初は「南さん」という日本人の寿司屋の皿洗いからスタートしたらしく、日本人の勤勉さに魅せられたと言います。やっぱりどこの国でも勤勉で実直である姿は心を打つのですね!!知らんけど。
もともと移民大国なアメリカですが、最近トランプ大統領の時代になってから、白人至上主義が横行し人種差別が酷いそうです。アメリカ生まれアメリカ育ちの彼が最近は「外人扱い」。ルイスはビーガンレストランの経営者でもあるのですが、「外人」がビジネスで成功することは白い目で見られるんだそうです。そんな差別する人たちは逆に、大抵働くのが嫌いで怠惰な種類らしい。故郷のはずなのに、なんとも息苦しいですね・・・。
ロスやサンフランシスコ、NYの都会の人たちの多くはそんなことがナンセンスだと知っているそうです。地方公演の巡業で実感したらしいのだけど、東西の都市の間の、広大な田舎の人たちが現政権のイデオロギーに影響されてしまったそう。誰だって自分達の民族が優秀だって思いたいのは解る気がします、民族の誇りや自信は力をつけます。でも差別すること自体がもう優秀とは言えないっていう・・・。それって国が発展しているのではなくむしろ後退していると思いますけどね、見方によりますが。
大阪人は言葉の通じないルイスのような外国人も大歓迎するので、その優しさが心に染みているみたいです。
海外のことを知ると、同時に、日本がどうかって感じられますよね。だから海外旅行、特に若いうちは行ける時に行った方がいいと思うんです!私は日本、なんやかんやあってもやっぱり誇れる国だと思っています!
最後はバンドマン&芸人&名MC&イベンターとして知られる、超楽しいヨシノリ君のBar、朱歌酒尊Sunnyへ。宗右衛門町と東心斎橋の間、かなりディープな場所にあります。
ヨシノリ君、ただのシンプルな自己紹介だけでもノリや顔で笑かせるねん、めちゃすごいっす!!
レ コッコレでたくさんのアーティストに出会えたことは、予想外の楽しい出来事でした。ちなみにこの美女は誰でしょう、皆さんよくテレビで見るでしょう?正解は・・・珍しくアップしたインスタグラムで!新町でも会えるかな〜〜。
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