新しい挑戦!食品輸出で日本の食を守る!
お店が立ち退きになり、次どうしていこうかと模索する時間を何年も経て、ようやく私は新たに目標を見つけることができました。レコッコレで使っていたような食品を海外へ輸出する商社で海外営業として職に就きました。
どんな食品かというと、
・日本の伝統に由来するもの
・自然な素材で自然な製法で作られたもの
です。
これらの食品の輸出は、
・日本の食の伝統や文化を守る
・本物の食品を手間をかけて作ってくださる生産者を支える
・海外へ日本の真の文化を伝える
ことを目的としています。
レコッコレでもこういった食品を扱うことで、同様の役割を微力ながら担うことを目的の一つとしていたので、自分にとてもピッタリな仕事です。食品開発の仕事もあるのできっと経験を生かすチャンスがあると思っています。
また、食品以外にもニーズがあれば輸出します。
花瓶、金継ぎセット、器、珪藻土で作られたコンロ、秋田で職人さんが焼いた炭、杉板、茶室、調理道具などなど。
これもレコッコレのテーマと、とても合致しています。
私は時々日本のスピリットをブログ(特に旧ブログ)で発信していましたし、お店に来てくれる海外からのお客様にも直接発信してきました。これは私のもう一つのライフワークだと思っています。
国内外にもこの稀有で素晴らしい日本のスピリット、文化を発信していた私にとって、もっと具体的に広く発信できる仕事に就けたことは、とてもミラクルで嬉しいことであります。
立ち退き当時は自分がどこかに就職するイメージは全くなかったので、こういうことになってとても驚いています。
現実的に、商社で働くには、派遣社員であっても3年ほどの実務経験を求められます。新卒で3年間弱、ITの大手企業で勤務したことはあっても、ただでさえキャリアのない私が商社で中途採用されることはとてもミラクルでした。しかも募集がかかっていないにも関わらず採用いただきました。
そもそも、自分が本当に働きたいと思える会社に出会えるか。これに不安がありましたが、きっと見えない大きな存在が導いてくれたのだろうな〜と思っています。
実はもう一つ憧れの会社を見つけて、こちらともご縁があるような気がしてかなり迷ったことがありました。結果、きっとより自分の力が発揮できる会社の方に決まったかな〜と思っています。
一度就職が決まったからといってこの先またどうなるか分かりませんが、一つの通過点として、自分にはとても大きなチャンスだと感じています。
今は海外営業として働く前に、貿易実務をしっかり身につけるために、輸出業務部で修行中です。
修行中の間に貿易実務経験を積み、しっかり貿易のフロー、国ごとにある様々な規則、知識を叩き込みたいです。
それからいよいよ本気で語学をやっています。
実は、就職が決まる1年前から、なんとなく
「せっかく少しフランス語を知っているのだから、レベルアップさせてフランス語を活かした仕事に就きたい」
「海外出張のある仕事に就きたい」
そう漠然と思うようになっていました。
これはキャリアのない私には非実現的な、夢のまた夢、妄想レベルな話のように思えましたが、ほぼ毎日語学をするようになりました。
就職してから分かったのですが、今の会社のメイン顧客はフランスのインポーターです。海外出張はフランスが一番多いので、フランス語を生かす機会も多くなりそうです。
もちろん英語もやっています。
また語学についても記事を投稿しますので、ぜひ参考にしていただきたいです。
修行中は東京暮らしです。毎週末の休日に、刺激的な東京に圧倒されっぱなしでかなりエンジョイしております。
また東京で見つけた面白いものもシェアしますね。
ではまた!