海外旅行で出会いがあった時にあなたは何を話しますか?日本で漢字を使うようになった背景を英文で紹介!

なぜ日本人は日本の歴史を語れないのか?

英語は話せるけど日本のことは話せない、そんな人もたくさんいると思います。なぜなら義務教育で習う歴史はただの年表も同然、GHQのWGIP政策によって教育が変えられて以降大切なことは教えられません。日本人に誇りを持たさぬよう歴史上の偉人について天皇について、国の成り立ちや神話について教わることは禁じられました。自虐心を植え付け愛国心や誇りを持たない根無し草にすることで、アメリカに歯向かうことなくコントロールしやすい国民に仕立て上げられたのです。

日本のことを話せるようになりましょう!!

今日は最後に

「日本が漢字を取り入れることになった歴史的背景」を英文で紹介しますね!

いつも文明は西から来る??

例えばみなさん、遣隋使や遣唐使について習ったのを覚えていますか?日本は船を古代の中国に向けて、あちらの文化や技術を学んで取り入れてきたと習いますね。いつも文明は西から来たと教わりますが、

中国から日本に来ていた「遣日使」については全く触れられません。

しかもその数、遣隋使や遣唐使より圧倒的多数でした。

だいたいこの日本語ですらとても稀有でとてもスキルフルな言語だと思いませんか?他の国では漢字のような「表意文字」か、アルファベットのような「表音文字」のどちらかしか使いません。両方駆使するのは日本だけです。

世界は打製石器から文明は始まるのに日本は磨製石器から始まり、しかも世界最古の磨製石器は日本で見つかっています。いつも西から文明が来たのではないのです。

 

海外旅行で友達を作るチャンスはどこにあるのか?

ドミトリーの共用キッチンや共用テーブル使用時は、誰かと友達になれる絶好のチャンスです。

「何を作っているの?」と声をかけたり、食事で同じテーブルを使う時はまずは「オラ!」と挨拶、反応がよければ近くに座り「今日はどこに行ったの?」「どこの出身?」と声をかけることができます。

長旅をしている人同士ほど顔を合わす機会が多い分、挨拶を重ねるうちに自然と仲良くなれます。私は一つの場所に長く止まることはなかったけど、旅の道中に再会したフランス人とは本当に仲良くなりました!

私は意外にも一人だと引っ込み思案でもじもじしていたのですが、アルゼンチンのドミトリーではフランス人の文学の大学教授がムードメーカーとなり周りを巻き込んで話し合う場を夕食時に作ってくれました。

 

 

スペイン語やフランス語では「働く」の語源が「拷問」!!

そのアルゼンチンのドミトリーではフランス人、アルゼンチン、イタリア人、ブラジル人と一緒に色々話しました。と言ってもほとんど注目のネタは日本でした。

日本人はよく働くイメージがあるので労働観についてはよく話題に挙がります。日本人はなぜそんなに働けるのかという質問には、日本語の「働く」の語源で説明します。

日本人の精神を伝える言葉は、和製漢字ならまだしも中国伝来の漢字ではありません。漢字のない頃からもともとあった「大和言葉の音の響き」にあります。

「働く」は漢字では「人が動く」と書きますが、

働くとは「ハタ(端)をラク(楽)にする」こと。

「周りの人を幸せにする、楽しくする」という意味です。そんな精神の持ち主である日本人だからこそ、世界中で喜ばれる美味しいものを作ったり技術の高いものを創ることができるのだと思います。

そして華道、茶道、書道などの「道」にも通じていると思うのですが、私達日本人は「仕事は自分たちの精神性や人間性を成長させる機会」と捉え、仕事を通してなんらかの成長が感じられた時にも喜びを感じますよね。「苦しいこともあるけれど、日本人は働くことに生きがいがあるんだよ!」と説明すると、みんな目を丸くし感心しながら聞いてくれました。

それに対して

ラテン語ベースの言語では、「働く」の語源は「拷問」!!

そう、フランス人の教授が教えてくれました。

ラテン語ベースの言語とは、例えばフランス語やスペイン語、ポルトガル語、イタリア語のことです。そのうちイタリア語以外は「拷問」が「働く」の語源になっています。仕事が拷問だなんて、なんと痛々しい!!(イタリア語はlavorareだから、英語のlavor、「労働」に近いですが、労働もキリスト教では罰で与えられたものなので「働く感覚」は同じですね)

「フランスでは誰も働きたくないよ!!」と言っていました。

仕事をする時間が人生の半分近くを占めるというのに、それが「生きがい」か「拷問」かでは人生観が全く違ってきますよね!

 

漢字を使うようになった歴史的背景を英語で説明しよう!

ドミトリーでは稀有な国、日本の文化に注目が集まり、文字についても皆興味津々でした。漢字を日本が取り入れるようになった歴史的背景を説明した時も「そんなことがあったのか!」というように目を輝かせて聞いてくれました。

今日は日本文化について英語で説明できるように英文を紹介しようと思います。(→アメリカ人の友達にチェック済み!)

ですがまず、日本語で漢字を取り入れるようになった歴史的背景を説明しますね。

昔々、日本には文字がありませんでした。それを文明が遅れていたと捉える人もいますが、そうではありません。日本には「形(カタ)」で伝える文化があったのです。ですが詳細はここでは割愛しますね。

古代の中国は、周りの国を蔑称で呼び常に支配下に置いてきました。主従関係を示すために周りの小国の皇帝は貢物を贈り、中国の皇帝に皇帝だと認めてもらう必要がありました。同じことが日本も求められましたが、中国の支配下に置かれたくなかった日本は、中国に一国家として認められるために中国の法律制度や国家体制など習い真似ました。そして聖徳太子の時代に、「日出づる天使」で始まるかの有名な文書を中国に送ります。それは日本を「日が出る国」、中国を「日が沈む国」と表現し、「日本も中国も対等である」ことを示したのです。いわば中国の支配下にあらず一国家であることを宣言するための契約書を交わすために漢字を使うようになったのです。

 

”Why did Japanese people adapt Chinese characteres?”

We didn’t have these characteres from beginning, but we had to adapt Chinese characters.

Ancient China tried to make countries, around China, obey them in the past, and Japan was also demanded to obey.

However Japan didn’t want to obey to China, but Japan wanted China to recognize us as an independent country, not dependent.

Then Japan began to learn Chinese laws and way of thinking. Such as their values, traditions, and architecture and thus adapted them into our own culture.

Japan then sent a document to China to indicate that we are equal.Needless to say, we needed Chinese characters in order to exchange contracts.

This is the reason why Japan began to use Chinese characters.

 

*戦後の教科書や文献では中国に肩を持つような、歪められた説明も多々あります
*朝貢や冊封体制がなかったことが「主従関係を認められなかった」と、日本は家臣としてさえも認められなかった価値のない国とでも言いたげな、どこまでも日本を卑下する説明があるのには驚きです

 

日本のことを話せるようになるための良い書籍も追って紹介したいと思います。

長くなったので今日はこの辺で!

 

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2019年01月29日 | Posted in コラム, 海外旅行, 語学 | | Comments Closed 

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