夢はどこから来ましたか??実現する夢としない夢の違いとは
みなさん、夢を叶えるために行なっていることがありますか?ノートにリストを作るとか?気持ちの余裕のある時に夢リストを作成するのは楽しいですね。
夢や理想はどこから来るのでしょう?皆さんの夢は掘り下げるとどこから来ましたか?
今日はかなり重要だと思っている話を書きます。まず「夢とは何か」を捉える必要があるからです。なぜなら「実現する夢」と「実現しない夢」の違いを知るためです。それから「夢を叶える生き方」に移ります。
「実現した時の気持ちを先取り」する夢は叶わない?
皆さんの夢リストを眺めてください。そして自分の胸に意識を集めてみてください。そこに「キュン」とするようなトキメキを感じますか?
「トキメキは夢を実現する大きな力」になります。
到底叶わないと思えるような大きな夢を実現するには、このトキメキがあるかどうかが大事です!
過去の実現した夢リストを眺めて思うことは、トキメキがあったものが叶っています。
引き寄せの法則本ではよく、夢が叶った時のことをイメージし「叶った時の気持ちを先取りする」「叶うと安心して待つ(信じきる)」という方法が紹介されています。確かに現実は理想的なものもそうでないものもそうですが、自分の「思い」という「エネルギー」が作ります。だから現実になると思い込むことで強いエネルギーを「型取りしたイメージ」に注ぎ込むというような方法ですよね。
それでうまくいった人はどれだけいるのでしょう?
実際は「気持ちの先取り」や「イメージング」で努力してワクワクした後に現実に気落ちし、またテンションを上げてワクワクし気落ちする、それを繰り返している人、疲労困憊している人がたくさんいると思います。そしてそのうち諦めてしまう人もいるのではないでしょうか。
でもよくよく考えてみてください!
実現した時の気持ちを先取りしないといけない夢、それは本当にあなたの夢でしょうか??
私の実現した夢リストの、夢が現実化するまでの経過を思い出してください!自信はまるでありませんでした。「まさか叶うわけがない」と思っていたことばかりなのに叶っています。「まさか・・・」と思っているくらいだから「気持ちの先取り」やイメージングの努力もなかったのに夢が実現したのです!
「本当に心から願う夢は叶ってしまうんだ!」、そう思いました!
逆に「頭で考えた理想」と言えるような夢、それは本当に心から望んだものではない(現実にする力が足りない)から叶わないのだと思います。
自分の夢はどこから来たのか掘り下げる、それは不安や恐怖からでなかったか?
「頭で考えた理想」とは、例えば「現実的な不安や恐怖から導いた理想図」です。
具体的にどういうことか自分の体験で話しますね。
まだ店の立ち退き前のことです。立ち退き前に良い移転先を見付けようと焦って色々物件を探していました。なぜなら立ち退き前に次の物件が見付かれば引越しをする要領で什器や家具など手放すことなく、つまりそれらの再購入の負担なく飲食店が持てるからです。高級な什器を買い直すことはかなり負担なのでゼロから再開することはとても困難に感じていました。
ある日タルクラインという店を雑誌で見付けました。4階建ての個性的な素敵なビルでした。それが理想的だと思いしばらく1ヶ月間ほどは寝る前に写真を眺めていました。私は当時、「今の自分が生きていくには飲食店をまた開業するしかない」と考え、だとしたら「タルクラインみたいなデザインビルで京都か大阪で店を持てたら良い」とその図を一生懸命想像しました。そんな素敵なビルを手に入れるのは今の自分には到底無理と思われることでしたが、「もしかしたらまたラッキーな状況を引き寄せられるかもしれないし」と思って自由に大きな夢を見たつもりでいました。だけど今思えば本心は、飲食店経営にほとほと疲れていて一度休養する時間、今後をゆっくり模索する時間が欲しかったのと、その時はまだ本当の夢に気が付いていませんでした。
しかし先行きが見えなくなることや、什器や家具を手放す必要が出てくる状況にとても焦っていたので、タルクラインのようなビルを手にする理想図を思い描いていました。そうやって先行きを見立て、不安や恐怖から逃れようとしていたのです。つまり「大阪か京都の4階建てのビルで飲食店を経営する」というイメージは自分にとって壮大さこそあったけど夢ではなく、「現実的に生きていくために必死で想像した理想図」だったのです。
そして立ち退き後に時間ができて気が付きました。私の心から叶えたかった夢というのは別で、簡潔に言うと「海のキレイな南の島と大阪の二重生活」だったのです(実際は海外も含めて3重生活です)。このイメージは、デザインビルを持つよりもさらにハードルが高くて「現実的でなさすぎる」と思うのか「意識の外側」にありました。つまり言葉にさえなっていないからノートにも書けない。イメージングどころか自分の意識に降ろせてさえいなかったのです。理性が「それはさすがに無理すぎる」と制限し心に蓋をしていたんだと思います。
だけどそれが叶うことになった!!本当に心がトキめいた場所でトキめく暮らしのスタイルが現実になる。実際は宮古島(かその周辺の島)で飲食店を経営しながら大阪でもイベント開催を継続するというデュアルライフ(→「二重生活」をカッコよく言ってみた)です!「お前、手持ち全然ないのにどうやって開業すんねん」っていう話ですが、店自体はレ コッコレに長年来てくださっていた方が用意してくださるというミラクル。毎年何回も宮古島に訪れている人で、レ コッコレが宮古島にあればいいな〜と思いついてくれたんです。アートも好きな方なので展示もできるサロンスペースもあればいいな〜という発想も同じなのが嬉しい。現在は来間島の予定地だったところを変更して、再度土地探し中です。その方も常に楽しいことや好きなことにワクワクしている人なんですよ!
ほぼ「夢を叶える生き方」に対する私の答えになりますが、「トキメキ探し」はそれでまた、次に具体的に説明させてくださいね!
思い描いていたタルクラインとの出会い
「タルクラインのようなビルを持つ」という頭で描いた理想図が、現実に形となるまでいかなくとも違った形で引き寄せられました、それがちょっと面白かったです。こじつけのように聞こえるかもしれませんが、確かにタルクライン自体にもそれなりの温度でトキメキを感じていたことが関係あると思っています(トキメキは強い引き寄せ力だから)。
2月末で立ち退いて3月末に福井県の友達のところにノープランで初めて遊びに行った時のこと。駅まで車で迎えに来てくれた友達とランチをし、「じゃあ、デザイン系の店あるから行ってみる?」と言われてまた車に乗りました。車を停めた駐車場の壁の向こうに出たらびっくり、雑誌で一時期は毎晩眺めていたそのタルクラインが目の前にあったのです!!私は他県にあるということしか記憶していなかったので本当にびっくりしました!友達もタルクラインのファンで、オーナーさんとも仲よしでした。実際に行ってみると紙面で見るよりもさらに素敵でした!
そして前回の記事で書いた「引き寄せの連鎖」という話で言えば、ある憧れのデザイナーさんの服とはタルクラインで出会いました。インスタレーションの作品集も置いてあって、アート作品にもすごくすごく惹かれました。そしたらそのデザイナーさんと去年秋の丼池繊維会館のパーティーで出会い、今年は一緒に仕事をすることになりました。
色んなことがミラクルすぎて!どんどん夢が向こうからやってくるような感覚です。
繰り返しになりますが、とても大切です。
自分が本当に叶えたい夢、トキメキ探しをしましょう!!
それではまた!