カフェプロデュースのサポートをどうかお願いします!

みなさん、こんにちは!

今日は、みなさんにお力添えをいただきたく、久しぶりに投稿することにしました。

オーガニックカフェをプロデュース

あるご縁で、オーガニックカフェをプロデュースすることになりました。

出店するカフェのオーナーさん自体は、とある繊維会社さんです。

場所は、建築士さん2人が運営するシェアワーキングスペース内1階で、元は倉庫のようなレトロな3階建のビルです。建築事務所やVintageショップ、デザイナーズ事務所がある複合ショップのような感じです。

びっくりしたのは、その建築士さん達は、レコッコレのような場所を作ることをイメージして、そのスペースを持ったのだそうです。食事あり、色々なイベントやセミナーあり、アートありなコミュニティスペース、といったところでしょうか。

偶然にも繊維会社さんを通して私が関わることになり、お互いが大変驚き、この繋がりに運命を感じました。

私はでしゃばることなく、でも、たくさん表現して賛同してもらえるところは生かし、メンバーとの良き化学反応で楽して新しい場所を創造していきたいと思っています!

なぜ今までがんばって苦労して自然素材で料理をしてきたか、発信してきたか・・。

それは、

みなさまが日々快適でいられるように、ハツラツとしていられるように、楽しい思いつきが生まれるように、やりたいことに精を出せるように・・・

です。

食事が体もマインドも作ります。

これからも私の食の発信はそこからブレることはありません。プロデュースする中でも織り交ぜていきたいです。

 

食の大切さを共有するのは難しい

このカフェのプロジェクトチームは、最終的には繊維会社の役員さん達も関わってきますが、基本は4人で構成しています。

私が関わる前からこのカフェはオーガニックでプラントベース(菜食)の料理を提供することが決められていました。

15年レコッコレの活動を続けて、食事の大切さを伝えることに大変苦労していますが、今回大変懸念していることは、チームに私と食の哲学を共有する人が誰もいないことです。

普段からオーガニック食材や菜食中心の料理を食べていて、マクロビオティックや自然食を勉強してきた人と開業するならコンセプトはシェアしやすいでしょう。

ですが、一般的に「食事の大切さ」は、いくら言葉で訴えても理解してもらえなくて、食習慣を変えて実体験した人としか分かち合えません。

これは決して批判ではないのですが、メンバーはファーストフードやコンビニで食事を買う習慣があったり、外食が中心だったりします。

(それで元気で仕事ができてその人の幸せなのだから批判なんてしませんよ!みんな好きなものを食べていい!!!)

でもなぜかオーガニックでプラントベースがテーマのカフェを作ることになったんですよね。それが健康的であるイメージがあるから、新しくて本当に健康的なものを提供するカフェを作りたいという気持ちがあるんですよね。前向きな新鮮な気持ちを感じますし、私にとっても嬉しいことですが、何が健康的な食事なのか、どんな料理にするのか、具体的にそこになると話は単純ではありません。

 

なぜ食の大切さを共有するのが難しいのか

そもそも体は宇宙くらい複雑なので、理解することはとても困難ですし、実際医学的に未知な部分も多いわけです。西洋医学的な視点では部分的な理解となり、東洋医学などホリスティックな視点で体のつながりを理解しようとすることは大変重要だと痛感していますが、世に出る健康情報はいつも断片的で短絡的な西洋医学的栄養学だけです。

そんな中、分かりよくシンプルに仕立て上げられた嘘の健康情報が常識化しています。

私は巷の栄養学の間違いや企業が作り上げた健康イメージ、健康ブームの刷り込みを説明し、何を食べることが自然で本当の喜びなのかをメンバーに訴えていかないといけません。

これは大変時間のかかることですし、レコッコレの料理を食べてきたファンとは違って、食べていない人と話すのは余計困難だと思って不安です。

そんな中、既に野菜不足の人が抱く「健康そうな食事」が提案の中に挙がってきています。一般のイメージもニーズとして大切だけど、嘘のものは出したくないと、そこだけはゆずれないと自分の魂が叫んでおります(笑)。

私の店ではないし、レコッコレを作るつもりではないけど、メンバーには、イメージではなく本当に健康的な食事が何かをシェアしたいです。

 

一人の意見では信じてもらえないのではないか

ただ、私1人の意見では弱くて伝わらなかったり信じてもらえなかったりすることがあるのが不安です。

オープン時のメニューに関してはプロジェクトチームにもう1人加わって、外国人メンバー2人がチームにいるのですが、その2人とは既に対立が起きてしまいました。それは健康的な食事かどうかもありますが、そういう視点というよりも、どちらかというと日本人の米文化を理解していないという点になります。ボーダレスな食事を提供したいとは思っていますが、例えば「蕎麦定食に牛乳を付ける」ってことは誰もしないように、日本の最低限のアイデンティティ、守りたい感覚を大事にするべきだというのが私の考えです。日本人の味覚がおかしくなるようなものがたくさん世に溢れていますが、そういったことに加担しないようにしたいです。だけどある提案が一見海外風でオシャレに見えるのか、どちらかというとOK、みたいに流れていきそうなものもあって、私の胸中はとても複雑です。

誤解なきように言っておくと、メンバーは、とってもとっても心がハッピーで、優しくて、私はこのプロジェクトに関われてとてもラッキーだと思っています。「いい意味で」ぶつかることは出てくることはあるでしょうけど、決して敵対ではなく、いい空気でやっていけるメンバーだと信じています。

ただ、食材はオーガニックかもしれないけど、健康イメージに振り回された料理を看板にしても、本当に魅力ある店になるとはどうしても思えません。

だから、関わる限りは何年も勉強して実践して得たものをシェアすることが大切だと思っていますし、それが私の関わる意味だと思っています。

 

だからもしかするとご意見求めることがあるかもしれません!

そういうことで、以後、みなさまにご意見を求めることがあると思います。私が問題視していることが「大丈夫だよ、問題でないよ」と思うならそう教えていただきたいし、「それはめちゃくちゃ同意するよ!」ということであれば後押しするご意見をたくさん頂きたいのです。私の提案内容が広く一般的ではないかもしれないけど、私の独りよがりではないことを示させていただきたいのです。

ブログで勝手に色々と内容を公表することはできないので、相談の仕方が難しい部分がありますが、もしかすると何かアンケートを取るとか、後は、谷六のランチ営業中にご意見伺うことがあると思います。

そういう時はどうぞ、お力添えよろしくお願いいたします🙇

 

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2022年07月03日 | Posted in WORK, お知らせ | | Comments Closed 

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